南浦和駅から徒歩3分の歯医者

食育

〒336-0025
埼玉県さいたま市南区文蔵2-1-2
信太ビル102

食育 FOOD EDUCATION

当院の食育・食事指導

管理栄養士による食事の
アドバイスを

行っています

「なぜ、歯医者で食育や栄養の指導?」と思われる方も多いかと思いますが、当院では、歯医者だからこそ、食育・栄養指導に関与しなければならないと考えています。子供の頃によく噛むことで、歯や顎の骨などの成長に繋がります。
当院では、管理栄養士が在籍していますので、お子様が成長していくためには、何が必要なのかなどを、生活環境や習慣なども考えた食事指導を行っています。お気軽にご相談ください。

お子様の食生活の基本

食生活と歯の
健康は大きく関わっています

ご存知の方も多いかと思いますが、
普段よく食べているものや、食べる回数などは
お子様の歯の健康と大きく関わっています。
下記3つのことに注意してむし歯を予防するようにしましょう。

糖分を控える

お子様の大好きなジュースや甘いお菓子の中には、むし歯の原因となる糖分がたくさん含まれています。それに加え、普段のお料理でも砂糖を使うため、あっという間に過剰摂取となってしまうのです。ある程度の糖分摂取は問題ありませんが、むし歯のリスクを抑えるためにも、おやつの内容や与える時間などを工夫して、むし歯を予防しましょう。

だらだら食いを避ける

むし歯は、一度に食べる量よりも食べる回数が関係しています。だらだらと食べ続けていると、常に口の中に物が入っているため、酸性の状態が続きむし歯のリスクが高くなるのです。そのため、だらだら食いは避け、おやつなどの甘い物は、1日に1回と時間を決めて与えるようにしましょう。

しっかり噛んで食べる

やわらかい物ばかり食べていると、あまり噛まないまま飲み込んでしまう癖がつきます。そのため、硬めの食材を多めに摂り、1口につき30回は噛むようにしましょう。あごの骨の成長や噛み合わせにも良い影響を与えてくれます。また、しっかり噛むことでだ液の分泌量が多くなることによって、消化を助けるだけではなくむし歯も予防できます。

おやつや飲み物との付き合い方

おやつ=甘いものという
考えはやめましょう

おやつは朝昼晩の3食では足りない栄養を補う役割があり、補食といいます。
お子様は1回の食事量が少なく、3回の食事で1日のエネルギー所要量を摂取することが難しいため、おやつとして補食をとることをおすすめしています。
そのため、おやつは甘いお菓子やジュースではなく、おにぎりや野菜、飲物はお茶などを用意するようにしましょう。
甘いお菓子やジュースはむし歯や肥満の原因にもなるので注意してください。

おすすめのおやつ

具沢山の
おにぎり

蒸した野菜
(さつまいも等)

フルーツゼリー
やヨーグルト

ピザや
チーズのトースト

飲み物について

酸性の強い飲み物は、歯の表面を覆っているエナメル質を溶かしてしまうので注意が必要です。食事中にコーラなどの炭酸飲料やジュースを飲んでいるお子様も中にはいらっしゃるかと思いますが、できる限り「お水・お茶・酸性度の低い牛乳」を飲んでいただければと思います。

噛むことの大切さを
学びましょう

しっかり噛むことはむし歯の
予防にも

繋がります

「食べ物をよく噛む」ということは、お子様が成長するためにとても大切なことです。やわらかい食べ物ばかりを食べていると、口の周りの筋肉が衰えてしまいお口の機能がうまく育たなくなってしまいます。
しっかりと噛むことで唾液が分泌され、むし歯の予防にもつながるのです。
まる飲み、まる食べになってしまわないよう、しっかりと「噛む」ということを心がけましょう。

唾液の優れた働き

  • 消化を助ける酵素が含まれている
  • 口の中の粘膜が乾燥するのを防ぐ
  • 食べ物をやわらかくして飲み込みやすくする
  • 食べカスを洗い流し、口の中を保護する
  • 口の中の菌の増殖を抑える物質が含まれているため、むし歯予防になる